Hitachi HA Toolkit

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4.4.2 系単位でのサーバの起動

系単位でサーバを手動起動する操作方法について説明します。

  1. HiRDBのコマンドによって,HiRDBのサービスを起動します。
    Windowsの場合の操作です。HiRDBユニットを起動するために必要です。HA Toolkit Exで自動運用の設定をしている場合などで,HiRDBのサービスがすでに稼働中であれば,この操作は不要です。
  2. HA Toolkit Exを起動します。
    自動起動の設定をしている場合などでHA Toolkit Exがすでに稼働中であれば,この操作は不要です。
  3. 実行サーバとして起動するすべてのサーバに,HA Toolkit Exのhateactonl -eコマンドを実行します。
  4. クラスタソフトの操作およびコマンドによって,実行サーバとして起動するサーバのサービスグループをオンライン化できる状態にします。
    HP-UXおよびSolarisの場合の操作です。Windowsの場合は,この操作は不要です。
  5. クラスタソフトの操作およびコマンドによって,実行サーバとして起動するすべてのサーバのサービスグループをオンライン化します。
  6. クラスタソフトの操作およびコマンドによって,実行サーバとして起動するすべてのサーバのサービスグループを切り替えられる状態にします。
    HP-UXの場合の操作です。SolarisおよびWindowsの場合は,この操作は不要です。
  7. HiRDBのコマンドによって,実行サーバとして起動するサーバがあるHiRDBユニットを,すべて起動します。
    サービスグループがオンラインのサーバは実行サーバとして,そのほかのサーバは待機サーバとして起動されます。

複数の系単位でサーバを起動する場合,システムマネージャ,および複数の系のHiRDBユニットを一括で起動できます。すべての系で手順1.〜6.の操作をしたあと,HiRDBから一括で起動するための操作をしてください。