Hitachi HA Toolkit

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1.3.4 障害時の系切り替え

HA Toolkit Exを使用した障害時の系切り替えの流れを次に示します。

図1-6 障害時の系切り替えの流れ(HA Toolkit Ex)

[図データ]

  1. 連携
    HA Toolkit Exの監視プロセスは,サーバと連携してサーバを監視します。サーバ自身が検知できる障害が発生した場合,サーバがHA Toolkit Exに障害を通知します。サーバ自身が検知できない障害が発生した場合,HA Toolkit Exがサーバの障害を検知します。
  2. 障害を通知
    HA Toolkit Exの監視プロセスは,クラスタソフト監視対象プロセスであるサービスプロセスに障害を通知し,サービスプロセスを強制停止させます。
  3. 障害を検知
    クラスタソフトが障害を検知します。
  4. 系切り替え
    クラスタソフトが系切り替えをします。
  5. 起動
    クラスタソフトは,HA Toolkit Exのサービスプロセスを起動します。
  6. 実行サーバに切り替え
    HA Toolkit Exの監視プロセスは,事前に起動している待機サーバを実行サーバに切り替えます。