HA Toolkit Exを使用した障害時の系切り替えの流れを次に示します。
図1-6 障害時の系切り替えの流れ(HA Toolkit Ex)
![[図データ]](FIGURE/ZU01030.GIF)
- 連携
HA Toolkit Exの監視プロセスは,サーバと連携してサーバを監視します。サーバ自身が検知できる障害が発生した場合,サーバがHA Toolkit Exに障害を通知します。サーバ自身が検知できない障害が発生した場合,HA Toolkit Exがサーバの障害を検知します。
- 障害を通知
HA Toolkit Exの監視プロセスは,クラスタソフト監視対象プロセスであるサービスプロセスに障害を通知し,サービスプロセスを強制停止させます。
- 障害を検知
クラスタソフトが障害を検知します。
- 系切り替え
クラスタソフトが系切り替えをします。
- 起動
クラスタソフトは,HA Toolkit Exのサービスプロセスを起動します。
- 実行サーバに切り替え
HA Toolkit Exの監視プロセスは,事前に起動している待機サーバを実行サーバに切り替えます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2002, 2010, Hitachi, Ltd.