Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder SQLリファレンス


1.13.1 例1(顧客ごとの商品購入回数を求める)

販売履歴表(SALESLIST)から,顧客ごとの商品購入回数の一覧を求めます。

検索対象表

[図データ]

指定例
SELECT "USERID",COUNT(*)
    FROM "SALESLIST"
        GROUP BY "USERID"
検索結果

[図データ]

メモ

GROUP BY句に指定した列をSELECTFROM句の間に指定してください。指定されていない場合,SQLエラーになります。上記の例の場合,USERID列を指定しています。

エラーになるSQLの例を次に示します。

エラーになるSQLの例

SELECT "USERID","PUR-CODE",COUNT(*)
    FROM "SALESLIST"
        GROUP BY "USERID"

正しいSQLの例

SELECT "USERID","PUR-CODE",COUNT(*)
    FROM "SALESLIST"
        GROUP BY "USERID","PUR-CODE"

上記のSQLは,顧客(USERID)と商品コード(PUR-CODE)別に商品購入回数を求めるSQLです。検索結果を次に示します。

検索結果

[図データ]