47.3.2 チャンクのアンアーカイブ処理を実行する前に,指定した日付の範囲を基にアーカイブ状態が解除されるチャンクを確認する場合
次に示す条件で,実際にチャンクのアンアーカイブ処理を実行する前に,指定した日付の範囲を基に,どのチャンクのアーカイブ状態が解除されるかを確認します。
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実表TABLE01がアーカイブマルチチャンク表である
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実表TABLE01のアーカイブレンジ列のデータ型がDATE型である
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実表TABLE01に作成されたチャンクのうち,アーカイブレンジ列の値が,2010年01月01日〜2010年12月31日の範囲のデータを含む,アーカイブ状態が解除されるチャンクのチャンクIDを確認する
このとき,次に示す手順でadbunarchivechunkコマンドを実行します。
- 手順
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adbunarchivechunkコマンドを実行する
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指定した日付の範囲のデータを含むチャンクをKFAA80245-Iメッセージで確認する
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各手順の例を以降で説明します。
(1) adbunarchivechunkコマンドを実行する
adbunarchivechunk -u ADBUSER01 ...1 -p '#HelloHADB_01' ...2 -r 2010/01/01-2010/12/31 ...3 -t ...4 TABLE01 ...5
- [説明]
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adbunarchivechunkコマンドを実行するHADBユーザの認可識別子を指定します。
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-uオプションに指定した認可識別子のパスワードを指定します。
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アーカイブ状態を解除するチャンクの日付の範囲を指定します。
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チャンクのアンアーカイブ処理を実行する前に,実際にアーカイブ状態が解除されるチャンクのチャンクIDを確認するために指定します。
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処理対象表を指定します。
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(2) 指定した日付の範囲のデータを含むチャンクをKFAA80245-Iメッセージで確認する
-tオプションを指定したadbunarchivechunkコマンドを実行したあとに出力される,KFAA80245-Iメッセージを確認してください。
KFAA80245-Iメッセージには,アーカイブレンジ列の値が,日付の範囲指定で指定した範囲(2010年01月01日〜2010年12月31日)のデータを含む,アーカイブ状態が解除されるチャンクのチャンクIDが出力されます。
これらのチャンクに対して,チャンクのアンアーカイブ処理を行う場合は,-tオプション以外は同じ指定で(-tオプションを省略して)adbunarchivechunkコマンドを実行してください。アーカイブ状態を解除するチャンクを見直す場合は,日付の範囲の値(-rオプションの指定値)を修正したあとで,adbunarchivechunkコマンドを実行してください。