47.3.1 特定の日付の範囲のデータを含むチャンクのアーカイブ状態を解除する場合
次に示す条件で,表に作成された特定の日付の範囲のデータを含むチャンクのアーカイブ状態を解除します。
-
実表TABLE01がアーカイブマルチチャンク表である
-
実表TABLE01のアーカイブレンジ列のデータ型がDATE型である
-
実表TABLE01に作成されたチャンクのうち,アーカイブレンジ列の値が,2010年01月01日〜2010年12月31日の範囲のデータを含むチャンクのアーカイブ状態を解除する
このとき,次に示す手順でadbunarchivechunkコマンドを実行します。
- 手順
-
-
アンアーカイブチャンクオプションファイルを作成する
-
adbunarchivechunkコマンドを実行する
-
各手順の例を以降で説明します。
(1) アンアーカイブチャンクオプションファイルを作成する
アンアーカイブチャンクオプションファイルを作成して,アンアーカイブチャンクオプションを指定します。この例では,adbunarchivechunkコマンド実行時に使用する処理リアルスレッド数を指定しています。
- アンアーカイブチャンクオプションファイルの指定例
-
set adb_unarcv_rthd_num = 2 :
(2) adbunarchivechunkコマンドを実行する
adbunarchivechunk -u ADBUSER01 ...1 -p '#HelloHADB_01' ...2 -z /home/adbmanager/unarchive_file/env01.txt ...3 -r 2010/01/01-2010/12/31 ...4 TABLE01 ...5
- [説明]
-
-
adbunarchivechunkコマンドを実行するHADBユーザの認可識別子を指定します。
-
-uオプションに指定した認可識別子のパスワードを指定します。
-
「(1) アンアーカイブチャンクオプションファイルを作成する」で作成したアンアーカイブチャンクオプションファイルの絶対パス名を指定します。
-
アーカイブ状態を解除するチャンクの日付の範囲を指定します。
-
処理対象表を指定します。
-