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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


47.1.2 adbunarchivechunkコマンドが使用するスレッドの関係

adbunarchivechunkコマンドは,次の処理で処理リアルスレッドを使用します。

  1. 表データの格納(アーカイブファイルの読み込み),作業用一時ファイルの作成,およびレンジインデクスの作成

    この処理では,「1~( MAX_RTHD_NUM-1 )」の処理リアルスレッドを使用します。

    MAX_RTHD_NUMは,アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_rthd_numの指定値またはデフォルト値となります。アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_rthd_numのデフォルト値については,「47.2.2 アンアーカイブチャンクオプションの形式」の「(2) 指定形式の説明」にある,アンアーカイブチャンクオプションadb_unarcv_rthd_numを参照してください。

  2. B-treeインデクスおよびテキストインデクスのレコードのソート

    この処理では,「1~( MAX_RTHD_NUM-1 )」の処理リアルスレッドを使用します。

  3. B-treeインデクスおよびテキストインデクスの作成

    この処理では,「1~( MAX_RTHD_NUM-1 )」の処理リアルスレッドを使用します。

  4. コマンドの処理経過の出力

    この処理では,処理リアルスレッドを1つ使用します。

なお,処理1~処理3は順に実行されます。処理4は,処理1~処理3の実行中,常に実行されます。

adbunarchivechunkコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理を,次の図に示します。上記の番号は,図中の番号に対応しています。

図47‒2 adbunarchivechunkコマンドが処理リアルスレッドを使用する処理

[図データ]