47.1.1 機能概要
adbunarchivechunkコマンドを実行すると,チャンクのアーカイブ状態を解除できます(チャンクをアンアーカイブできます)。チャンクのアーカイブ状態を解除することで,圧縮したチャンクを伸長できます。チャンクのアーカイブ状態を解除する処理をチャンクのアンアーカイブ処理といいます。
チャンクのアンアーカイブ処理を実行すると,対象となるアーカイブ状態のチャンクのデータ(アーカイブファイルのデータ)が伸長され,DBエリアファイルに格納されます。これによって,チャンクのアーカイブ状態は解除されます。
チャンクのアンアーカイブ処理の概要を次の図に示します。
- [説明]
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adbunarchivechunkコマンドを実行すると,対象となるアーカイブされたチャンクのデータ(アーカイブファイルのデータ)が伸長され,DBエリアファイルに格納されます。これによって,アーカイブマルチチャンク表に作成されたチャンクのアーカイブ状態は解除されます。
DBエリアファイルへの格納処理の完了後,チャンクに対応するアーカイブファイルは削除されます。
なお,1回のadbunarchivechunkコマンドの実行で,複数のチャンクのアーカイブ状態を解除することもできます。複数のチャンクのアーカイブ状態を解除する場合は,チャンクの数だけ,格納処理および削除処理を繰り返します。
チャンクのアンアーカイブの詳細については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドのチャンクアーカイブ機能(チャンク内のデータの圧縮)のデータの伸長(アーカイブ状態の解除)を参照してください。