17.6.2 入力データの記述規則(固定長形式)
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入力データの1行の長さは固定にしてください。
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1行の終わりに改行コードを記述できます。
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入力データファイルは,環境変数ADBLANGに指定した文字コードで作成してください。
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各列の値の開始位置は統一してください。各データ型の開始位置を統一する方法を次の表に示します。
表17‒15 開始位置を統一する方法 項番
データ型
開始位置を統一する方法
空白およびタブの扱われ方
1
数データ
次のどれかの方法で開始位置を指定します。また,2.と3.を組み合わせることもできます。
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データの前方または後方を空白(x20)で埋める
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整数データの前方を0で埋める
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小数データの後方を0で埋める
データを格納する前に,不要な空白(0x20)およびタブ(0x09)は削除されます。※1
2
文字データ
固定長
−
−
3
可変長
データの後方を空白(x20)で埋めて開始位置を統一します。
データを格納する前に,データの後方の空白(0x20)およびタブ(0x09)は削除されます。※2
4
日時データ
データの前方または後方を空白(x20)で埋めて開始位置を統一します。
データを格納する前に,不要な空白(0x20)およびタブ(0x09)は削除されます。※1
5
バイナリデータ
固定長
データの前方または後方を空白(x20)で埋めて開始位置を統一します。
データを格納する前に,不要な空白(0x20)およびタブ(0x09)は削除されます。※1
6
可変長
データの前方または後方を空白(x20)で埋めて開始位置を統一します。
データを格納する前に,不要な空白(0x20)およびタブ(0x09)は削除されます。※2
- (凡例)
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−:該当しません。
- 注※1
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データがすべて削除された場合は,入力データが不正となります。
- 注※2
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データがすべて削除された場合は,長さ0のデータとして扱われます。
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