14.5.3 フィールドデータの出力形式
フィールドデータのデータ型ごとの出力形式を次の表に示します。
なお,どのデータ型の場合も,ナル値はデータが出力されません。また,数データの場合,"+"記号は出力されません。
項番 |
データ型 |
フィールドデータの出力形式 |
|
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1 |
数データ |
INTEGER |
|
2 |
BIGINT |
||
3 |
SMALLINT |
||
4 |
DECIMAL |
|
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5 |
NUMERIC |
||
6 |
DOUBLE PRECISION |
|
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7 |
FLOAT |
||
8 |
文字データ |
CHAR |
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9 |
VARCHAR |
|
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10 |
日時データ |
DATE |
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11 |
TIME |
|
|
12 |
TIMESTAMP |
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13 |
バイナリデータ |
BINARY |
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14 |
VARBINARY |
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15 |
配列データ |
ARRAY |
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- メモ
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日時データを「YYYY/MM/DD」形式で出力したい場合は,SQL記述ファイルに記述するSELECT文の選択式に,スカラ関数CONVERTを指定してください。スカラ関数CONVERTの詳細については,マニュアルHADB SQLリファレンスのスカラ関数を参照してください。
(例1)C1列のDATE型の日付データを「YYYY/MM/DD」形式で出力したい場合
SELECT CONVERT("C1",CHAR(10),'YYYY/MM/DD'), "C2" FROM "T1"
(例2)C1列のTIMESTAMP型の時刻印データを「YYYY/MM/DD hh:mm:ss」形式で出力したい場合
SELECT CONVERT("C1",CHAR(19),'YYYY/MM/DD HH:MI:SS'), "C2" FROM "T1"
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前後を囲み文字で囲まれた2進形式のバイナリデータを出力したい場合は,SQL記述ファイルに記述するSELECT文の選択式に,スカラ関数BINを指定してください。スカラ関数BINの詳細については,マニュアルHADB SQLリファレンスのスカラ関数を参照してください。
(例)C1列のバイナリデータを2進形式で出力したい場合
SELECT BIN("C1") FROM "T1"
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