1.2 マルチノード機能を使用している場合にコマンドを実行できるノード
マルチノード機能を使用している場合にコマンドを実行できるノードを次の表に示します。
なお,各コマンドの実行条件については,「1.1 コマンドの一覧」を参照してください。
項番 |
機能 |
コマンド名 |
コマンドを実行できるノード |
|||
---|---|---|---|---|---|---|
プライマリノード |
セカンダリノード |
ワーカーノード |
||||
1 |
インストール・環境設定 |
インストール |
○ |
○ |
○ |
|
2 |
HADBオプションのインストールおよびアンインストール |
○ |
○ |
○ |
||
3 |
データベースの初期設定 |
○ |
○ |
○ |
||
4 |
DBエリアの追加・変更 |
○ |
× |
× |
||
5 |
バッファの変更 |
○ |
× |
× |
||
6 |
HADBサーバの開始・終了 |
HADBサーバの開始 |
○ |
○ |
○ |
|
7 |
HADBサーバの終了 |
○ |
○※1 |
○※1 |
||
8 |
データベースのメンテナンスとバックアップ |
HADBサーバの稼働モードの変更 |
○ |
× |
× |
|
9 |
表データのインポートとエクスポート |
実表へのデータのインポート |
○ |
× |
× |
|
10 |
表のデータのエクスポート |
○ |
× |
× |
||
11 |
インデクスのメンテナンス |
インデクスの再作成 |
○ |
× |
× |
|
12 |
チャンクのメンテナンス |
チャンクのマージ |
○ |
× |
× |
|
13 |
チャンクのアーカイブ |
○ |
× |
× |
||
14 |
チャンクのアンアーカイブ |
○ |
× |
× |
||
15 |
チャンクの状態変更 |
○ |
× |
× |
||
16 |
チャンクのコメントの設定・変更・削除 |
○ |
× |
× |
||
17 |
システム表(実表)のメンテナンス |
システム表(実表)の再編成 |
○ |
× |
× |
|
18 |
HADBサーバの状態表示 |
クライアントグループ・コマンドグループの情報表示 |
○ |
○ |
○ |
|
19 |
コネクションの状態表示 |
○ |
○ |
○ |
||
20 |
グローバルバッファの情報表示 |
○ |
○ |
○ |
||
21 |
ローカル作業表用バッファの情報表示 |
○ |
○ |
○ |
||
22 |
排他資源の状態表示 |
○ |
○ |
○ |
||
23 |
メモリの使用状況の表示 |
○ |
○ |
○ |
||
24 |
共有メモリの情報表示 |
○ |
○ |
○ |
||
25 |
HADBサーバの状態表示 |
○ |
○ |
○ |
||
26 |
スレッドの状態表示 |
○ |
○ |
○ |
||
27 |
バージョン情報の表示 |
○ |
○ |
○ |
||
28 |
SQL文の実行 |
標準入力やファイルからのSQL文の実行 |
○ |
○ |
○ |
|
29 |
辞書の管理 |
同義語辞書の登録・削除など |
○ |
× |
× |
|
30 |
情報収集・解析 |
データベースの状態解析 |
○ |
× |
× |
|
31 |
コスト情報の収集 |
○ |
× |
× |
||
32 |
HADBサーバの稼働情報の表示 |
○ |
○ |
○ |
||
33 |
SQLトレース情報の出力開始・停止 |
○ |
○ |
○ |
||
34 |
トラブルシュート |
トランザクションまたはコマンドの強制終了 |
○ |
○ |
○ |
|
35 |
トラブルシュート情報の取得 |
○ |
○ |
○ |
||
36 |
トラブルシュート情報の削除 |
○ |
○ |
○ |
||
37 |
マルチノード機能 |
各ノードのHADBサーバの状態表示 |
○ |
○ |
○ |
|
38 |
SQLパラレル実行機能の情報表示 |
○ |
○ |
○ |
||
39 |
ノード種別の変更 |
× |
○ |
× |
||
40 |
HADBサーバの監視 |
○ |
○ |
○ |
||
41 |
クライアント定義の集中管理機能 |
クライアント定義の集中管理 |
○ |
× |
× |
|
42 |
監査証跡機能 |
監査証跡機能の管理 |
○ |
○※2 |
○※2 |
|
43 |
監査証跡ファイルの変換 |
○ |
○ |
○ |
||
44 |
更新行のカラム化機能 |
更新行のカラム化機能の管理 |
○ |
× |
× |
|
45 |
DBエリア暗号化機能 |
HADB暗号鍵の作成 |
○ |
× |
× |
|
46 |
HADB暗号鍵の更新 |
○ |
× |
× |
||
47 |
クラウドストレージ機能 |
キャッシュファイルの情報表示 |
○ |
○ |
○ |
- (凡例)
-
○:コマンドを実行できます。
×:コマンドを実行できません。
- 注※1
-
adbstopコマンドをセカンダリノードまたはワーカーノードで実行する場合は,--nodeオプションを指定してください。
- 注※2
-
指定するオプションによって,実行できるノードが異なります。詳細は「3.5 注意事項」の「表3‒3 指定するオプションとadbaudittrailコマンドを実行できるノードの対応」を参照してください。