19.7.3 a_rdb_SQLDataType_t構造体(データ型情報)
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
a_rdb_SQLDataType_t構造体には,次に示す情報を格納します。
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a_rdb_SQLDescribeCols()で取得した検索結果列のデータ型に関する情報
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a_rdb_SQLDescribeParams()で取得した?パラメタのデータ型に関する情報
a_rdb_SQLDescribeCols()については,「19.4.6 a_rdb_SQLDescribeCols()(検索結果列の情報取得)」を,a_rdb_SQLDescribeParams()については,「19.4.7 a_rdb_SQLDescribeParams()(?パラメタの情報取得)」を参照してください。
(2) 形式
typedef struct a_rdb_TG_DataType { signed int DataType ; /* Out */ unsigned short ElementCount ; /* Out */ char _DataType_rsv01[2] ; unsigned int DataLength1 ; /* Out */ unsigned int DataLength2 ; /* Out */ char _DataType_rsv02[16] ; } a_rdb_SQLDataType_t ;
(3) メンバの説明
- DataType:
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データ型コードを取得します。
配列型の場合は,要素データ型のデータ型コードを取得します。
- ElementCount:
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配列型の場合は,最大要素数を取得します。配列型でない場合は,1を取得します。
- DataLength1:
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a_rdb_SQLDescribeCols()の場合は列長を取得します。a_rdb_SQLDescribeParams()の場合はパラメタ長を取得します。
取得する値については,「19.4.6 a_rdb_SQLDescribeCols()(検索結果列の情報取得)」または「19.4.7 a_rdb_SQLDescribeParams()(?パラメタの情報取得)」を参照してください。
- DataLength2:
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a_rdb_SQLDescribeCols()の場合は列長属性を取得します。a_rdb_SQLDescribeParams()の場合はパラメタ長属性を取得します。
詳細については,「19.4.6 a_rdb_SQLDescribeCols()(検索結果列の情報取得)」および「19.4.7 a_rdb_SQLDescribeParams()(?パラメタの情報取得)」を参照してください。
(4) 留意事項
a_rdb_SQLDataType_t構造体を使用する場合,最初に領域を0で初期化してください。そのあとで,使用する各メンバに値を指定してください。