付録B.5 SQL_INDEXESの内容
SQL_INDEXESには,実表のインデクスの定義情報が格納されています。また,ディクショナリ表(実表),およびシステム表(実表)のB-treeインデクスの定義情報も格納されています。1行に1インデクス分の情報が格納されています。
SQL_INDEXESの内容を次の表に示します。
項番 |
列名 |
データ型 |
格納されている情報 |
---|---|---|---|
1 |
TABLE_SCHEMA |
VARCHAR(100) |
スキーマ名 |
2 |
TABLE_NAME |
VARCHAR(100) |
インデクスが定義されている表の表識別子 |
3 |
INDEX_NAME |
VARCHAR(100) |
|
4 |
INDEX_ID |
SMALLINT |
インデクスID
|
5 |
TABLE_ID |
SMALLINT |
インデクスが定義されている表の表ID
|
6 |
COLUMN_COUNT |
SMALLINT |
インデクス構成列数 |
7 |
COLUMN_ID_LIST |
VARCHAR(32) |
インデクス構成列IDリスト※ |
8 |
CREATE_TIME |
TIMESTAMP |
インデクス定義時のタイムスタンプ |
9 |
UNIQUE_TYPE |
CHAR(1) |
B-treeインデクスの種類(ユニークインデクスかどうか)
|
10 |
FREE_AREA |
SMALLINT |
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11 |
INDEX_KEY_EXPAND |
CHAR(1) |
インデクスを構成する列の長さの合計が256バイト以上のインデクスかどうか
|
12 |
INDEX_TYPE |
CHAR(1) |
インデクスの種別
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13 |
IS_PRIMARY_KEY |
CHAR(1) |
主キーに対応するインデクスかどうか
ディクショナリ表(実表)のインデクス,およびシステム表(実表)のインデクスの場合も,ナル値が格納されます。 |
14 |
IS_CHUNK_SKIP |
CHAR(1) |
チャンクのスキップができるレンジインデクスかどうか
次に示すインデクスの場合は,ナル値が格納されます。
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15 |
IS_EXCLUDE_NULL_VALUES |
CHAR(1) |
ナル値除外指定の指定有無
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16 |
IS_ARCHIVE_RANGE |
CHAR(1) |
HADBサーバが自動的に定義したレンジインデクスかどうか
ただし,アーカイブマルチチャンク表をレギュラーマルチチャンク表に変更した場合は,HADBサーバが自動的に定義したレンジインデクスであっても,ナル値が格納されます。 なお,次に示すインデクスの場合は,ナル値が格納されます。
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17 |
IS_TEXT_CORRECTION_RULE |
CHAR(1) |
テキストインデクス表記ゆれ補正指定の有無
なお,次に示すインデクスの場合は,ナル値が格納されます。
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18 |
IS_TEXT_WORDCONTEXT |
CHAR(1) |
テキストインデクスワード検索指定の有無
なお,次に示すインデクスの場合は,ナル値が格納されます。
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19 |
TEXT_DELIMITER_TYPE |
CHAR(1) |
テキストインデクス区切り文字指定の種類
なお,次に示すインデクスの場合は,ナル値が格納されます。
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- 注※
-
インデクス構成列IDリストの形式を次の図に示します。
図B‒2 インデクス構成列IDリストの形式