18.18.1 ワーカーノードでノード障害が発生した場合
(1) ワーカーノードでノード障害が発生した場合のシステムの処理
ワーカーノードでノード障害が発生してHADBサーバが異常終了した場合,そのワーカーノードはマルチノード構成から削除されます。ワーカーノードでノード障害が発生した場合のシステムの処理を次の図に示します。
- 注
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上記は,HAモニタありのマルチノード構成のシステム構成例です。HAモニタなしのマルチノード構成の場合は,セカンダリノードをワーカーノードに読み替えてください。
- [説明]
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ワーカーノード(hadb05)でノード障害が発生した場合,ワーカーノード(hadb05)をマルチノード構成から削除します。その後,残った4つのノードで処理が継続されます。
(2) ノード障害が発生したときのHADB管理者の対処
ノード障害の原因を特定するために,「15.1 障害発生時の対処の流れ」を参照して対処してください。そこで説明している手順を,ノード障害が発生したワーカーノードで実施してください。
また,障害が発生したワーカーノードで,次のトラブルシュート情報を取得してください。
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HADBサーバのトラブルシュート情報をadbinfogetコマンドで取得してください。
障害の原因を対処したあとに,マルチノード構成から削除されたワーカーノードをマルチノード構成に再び追加することができます。マルチノード構成へのワーカーノードの追加手順については,「18.18.3 マルチノード構成から削除されたワーカーノードを再度追加する手順」を参照してください。