18.10.7 SQLメインノードとSQLサブノードを確認する場合
SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを実行した際に,SQLメインノードおよびSQLサブノードがどのノードに割り当てられたのかを確認したい場合は,次に示す手順でノードを特定してください。手順は,4つのノード(hadb01,hadb02,hadb03,hadb04)から構成されるHAモニタありのマルチノード構成を例にして説明します。
手順
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adbls -d cnctコマンドを実行する
HADBサーバに接続しているコネクションの状態が表示されます。
CID CNUMBER CONNECT_TIME PROGRAM C-PID IP-ADDRESS STATUS 1 1 2022-01-01 00:00:00 HADB 12345 (10.196.108.111 ) STARTED TRN_ISO_LV ACCESS_MODE CONNECTION_INFORMATION NODE_NO CLIENT_TYPE READ_COMMITTED READ_ONLY 000010000000001-0000000000000000 4 AP(JDBC) CLIENT_GROUP SQL_ELAPSED_TIME
NODE_NOにSQLメインノードのノード番号が表示されます。この例では,SQLメインノードのノード番号は4になります。
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adbls -d nodeコマンドを実行する
NODE_NO NODE_TYPE SVID IP-ADDRESS STATUS START_TIME 1 PRIMARY 11111 (172.16.0.11 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00 2 SECONDARY 22222 (172.16.0.12 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00 3 SECONDARY 33333 (172.16.0.13 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00 4 WORKER 44444 (172.16.0.14 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00
ノード番号が4のノードは,ワーカーノードになります。このワーカーノードがSQLメインノードです。
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SQLメインノードのノードでadbls -d prlコマンドを実行する
CNUMBER SQL_ID NODE_NO SQL_NODE_TYPE 1 2 4 MAIN 1 2 2 SUB 1 2 3 SUB
NODE_NOに,SQLメインノードおよびSQLサブノードのノード番号が表示されます。この例では,SQLサブノードのノード番号は,2と3になります。
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adbls -d nodeコマンドを実行する
NODE_NO NODE_TYPE SVID IP-ADDRESS STATUS START_TIME 1 PRIMARY 11111 (172.16.0.11 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00 2 SECONDARY 22222 (172.16.0.12 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00 3 SECONDARY 33333 (172.16.0.13 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00 4 WORKER 44444 (172.16.0.14 ) ACTIVE 2022-01-01 00:00:00
ノード番号が2,3のノードは,両方ともセカンダリノードになります。このセカンダリノードがSQLサブノードです。
- メモ
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adbls -d cnctコマンド,adbls -d nodeコマンド,およびadbls -d prlコマンドについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスのadbls -d cnct(コネクションの状態表示),adbls -d node(各ノードのHADBサーバの状態表示),およびadbls -d prl(SQLパラレル実行機能の情報表示)を参照してください。