18.2.1 前提ソフトウェア
HAモニタありのマルチノード構成の場合,プライマリノードおよびセカンダリノードにはHAモニタが必要になります。
HADBでは,HAモニタのモニタモードの機能を使用し,プライマリノードおよびセカンダリノードの障害を監視しています。プライマリノードで障害が発生した場合,HAモニタの機能を使用して,セカンダリノードの1つをプライマリノードに切り替えて処理を続行します。セカンダリノードで障害が発生した場合,HAモニタの機能を使用して,セカンダリノードをマルチノード構成から切り離し,残りのノードで処理を続行します。
障害発生時のプライマリノードまたはセカンダリノードの切り離し処理については,「18.16 プライマリノードまたはセカンダリノードでノード障害が発生した場合の運用(HAモニタありのマルチノード構成の場合)」を参照してください。
なお,使用しているLinuxのバージョンによって,HAモニタの前提バージョンが次のように異なります。
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RHEL 7の場合:01-61以降
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RHEL 8の場合:01-71以降
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RHEL 9の場合:01-78以降
- 重要
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プライマリノードとセカンダリノードにインストールするHAモニタのバージョンは同じにしてください。
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ワーカーノードにはHAモニタは必要ありません。
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