18.1.1 HAモニタありのマルチノード構成の場合
HAモニタありのマルチノード構成の場合のマルチノード機能の説明は,HAモニタについての知識があることを前提としています。HAモニタについては,マニュアルHAモニタ Linux(R)(x86)編を参照してください。
また,マニュアルHAモニタ Linux(R)(x86)編を参照する際,次の点に留意してください。
-
プライマリノードおよびセカンダリノードのHADBサーバは,モニタモードで動作します。
-
エイリアスIPアドレスを引き継ぐ構成になります。
-
プライマリノードおよびセカンダリノードのHADBサーバは,HAモニタとのインタフェースを持たないプログラムとして動作します。
-
サーバ障害の検出方法は,APIを発行しない方法になります。
-
HAモニタ Extensionは使用できません。
-
HAモニタのマニュアルで使用されている用語と,HADBのマニュアルで使用されている用語の対応を次の表に示します。
項番 |
HAモニタのマニュアルで使用されている用語 |
HADBのマニュアルで使用されている用語 |
---|---|---|
1 |
系 |
ノード |
2 |
実行系 |
プライマリノード |
3 |
待機系 |
セカンダリノード |
4 |
実行サーバ |
プライマリノードのHADBサーバ |
5 |
待機サーバ |
セカンダリノードのHADBサーバ |
6 |
系障害 |
ノード障害 |
7 |
サーバ障害 |
- メモ
-
ワーカーノードは,HAモニタの管理対象外のため,上記の表中に記載がありません。