17.2.5 表のデータのエクスポート
データベースを再作成する際に表にデータをインポートするため,すべての表のデータをエクスポートしておいてください。表がマルチチャンク表かどうかでエクスポートの手順が異なります。
- 重要
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次の手順の操作は,表の所有者が実行してください。
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エクスポートした表のデータはデータベース管理の担当者が回収してください。
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情報漏えいのリスクを低減するために,表の所有者は,作業の完了後にエクスポートした表のデータを削除してください。
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マルチチャンク表の場合
手順
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チャンクに関する情報を取得する
「付録C.9 システム表の検索」の「(3) 表名から表内の全チャンクの情報を調べる場合」で説明している作業を実施し,チャンクに関する次の情報を取得してください。
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チャンクID
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チャンクコメント
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チャンクの状態
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チャンクの作成日時
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チャンクの切り替え日時
- 重要
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データベースの初期設定後に,再定義した表にデータをインポートします。その際,カレントチャンクはいちばん最後にインポートする必要があるため,カレントチャンクの情報を記録しておいてください。次の2つの条件をすべて満たすチャンクがカレントチャンクです。
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チャンクの作成日時が設定されている
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チャンクの切り替え日時がナル値になっている
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- メモ
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ここで取得した情報は,後ほどの作業で使用します。
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adbexportコマンドを実行して,全チャンクのデータをCSVファイルに出力してください。方法については,「11.4.5 チャンク単位にデータをエクスポートする方法」を参照してください。
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マルチチャンク表ではない場合
adbexportコマンドを実行して,表のデータをCSVファイルに出力してください。方法については,「11.1.11 実表のデータをファイルに出力する方法(データをエクスポートする方法)」を参照してください。