12.2.2 監査証跡機能で使用するディレクトリの準備
監査証跡機能で使用するディレクトリを準備します。
HADB管理者は,「12.1.2 監査証跡機能で使用するディスクの設計」~「12.1.5 監査証跡機能で使用するディレクトリの容量見積もり」の検討結果に従って,次に示す監査証跡機能で使用するディレクトリを準備してください。
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監査証跡の出力先ディレクトリ
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監査証跡の保存先ディレクトリ
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監査証跡の長期保存先ディレクトリ
HADB管理者は,監査証跡機能で使用するディレクトリを,次の手順で準備してください。各手順の詳細は,OSのマニュアルを参照してください。
手順
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監査証跡で使用するディレクトリを作成するディスクを用意する
監査証跡で使用するディレクトリの容量を見積もってください。見積もり結果以上の容量があるディスクを用意してください。
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ファイルシステムを構築する
手順1.で用意したディスク上に,ファイルシステムを構築してください。
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マウント用のディレクトリを作成する
手順2.で構築したファイルシステムをマウントするディレクトリを作成してください。そして,マウントしてください。
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監査証跡で使用するディレクトリを作成する
監査証跡で使用するディレクトリを,各ディレクトリ用に構築したファイルシステム上に作成してください。
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監査証跡で使用するディレクトリにパーミッションを設定する
監査証跡で使用するディレクトリには,HADB管理者に対して書き込み権限,読み取り権限,および実行権限を設定してください。