12.1.4 監査証跡ファイルの圧縮率の見積もり
監査証跡ファイルは,OSのgzipコマンドで圧縮できます。そのため,次に示すディレクトリで監査証跡ファイルを保存する場合,圧縮することでファイルサイズを削減できます。
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監査証跡の保存先ディレクトリ
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監査証跡の長期保存先ディレクトリ
監査証跡ファイルをgzipコマンドで圧縮する場合,監査証跡機能に必要なディスク容量を見積もるために,監査証跡ファイルの圧縮率を求める必要があります。
次のどちらかの方法で,監査証跡ファイルの圧縮率を求めてください。
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監査証跡機能を適用した小規模のテスト環境で作成された監査証跡ファイルをgzipコマンドで圧縮して,圧縮率を確認する
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圧縮率を0.25と仮定する(圧縮前の監査証跡ファイルが,1/4のファイルサイズに圧縮されると仮定する)
監査証跡ファイルの圧縮率は,HADBサーバの環境,実行するSQL文やコマンドなどによって大きく異なります。そのため,1.の方法で求めることを推奨します。テスト環境を準備できない場合は,2.の方法で求めてください。