11.2.1 ビュー表を定義する方法
ビュー表を定義するには,定義系SQLのCREATE VIEW文を実行します。
ビュー表の定義例を次に示します。
- 例題
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実表のCUSTOMER表およびSTOCK表から,30歳代の顧客が購入した商品一覧を示すビュー表として,CUSTOMER30s表を定義します。
図11‒2 実表のCUSTOMER表およびSTOCK表の例 - ■ビュー表(CUSTOMER30s表)を定義するSQL文
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CREATE VIEW "CUSTOMER30s" ("AGE","SEX","GNO","PNAME","PRICE") AS SELECT "CUSTOMER"."AGE", "CUSTOMER"."SEX", "CUSTOMER"."GNO", "STOCK"."PNAME", "STOCK"."PRICE" FROM "CUSTOMER","STOCK" WHERE "CUSTOMER"."AGE"=30 AND "CUSTOMER"."GNO"="STOCK"."GNO"
図11‒3 ビュー表(CUSTOMER30s表)の定義例
なお,定義するビュー表が,更新可能ビュー表または読み取り専用ビュー表のどちらになるかは,CREATE VIEW文中に指定する「AS 問合せ指定」の指定内容によって決まります。詳細については,マニュアルHADB SQLリファレンスの定義系SQLのCREATE VIEW(ビュー表の定義)を参照してください。