11.1.5 実表の表名を変更する方法
実表の表名を変更する場合,定義系SQLのALTER TABLE文を実行します。
実表を定義したHADBユーザが,ALTER TABLE文で表名を変更できます。
実表の表名を変更する指定例を次に示します。
- 指定例
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店舗表(SHOPSLIST)の表名をSTORELISTに変更します。
ALTER TABLE "SHOPSLIST" RENAME TABLE TO "STORELIST"
ALTER TABLE文の指定形式および規則については,マニュアルHADB SQLリファレンスのALTER TABLE(表定義の変更)を参照してください。
なお,実表の表名を変更する場合,次に示す個所に影響があります。影響がないかどうかを確認してください。
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表名を変更した実表に依存するビュー表がある場合
表名を変更した実表に依存するビュー表は無効化されます。無効化されるビュー表(依存するビュー表)を調べる場合は,「11.2.11 依存するビュー表を確認する方法」を参照してください。無効化されるビュー表がある場合は,ALTER TABLE文で表名を変更したあとで,ビュー表の無効化を解除する必要があります。
ビュー表の無効化を解除する方法については,「11.2.8 ビュー表の無効化を解除する方法」の「(3) ALTER TABLE文で表の表名を変更したことによってビュー表が無効化された場合」を参照してください。
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SQL文に変更前の表名を明示的に指定している場合
APなどに指定しているSQL文に,変更前の表名を指定している場合は,変更後の表名に修正する必要があります。
また,次に示す場合は,ALTER TABLE文で実表の表名を変更できません。
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操作対象の実表が更新不可状態になっている場合
実表の更新不可状態を解除したあとで,ALTER TABLE文で表名を変更してください。実表の更新不可状態を解除する方法については,「16.8.1 実表が更新不可状態になった場合」の「(1) 実表の更新不可状態を解除する方法」を参照してください。