8.12.3 HADBオプションのアンインストール手順
ここでは,HADBオプションのアンインストール手順について説明します。
- メモ
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HADBサーバのアンインストールを実施すると,HADBオプションも自動的にアンインストールされます。HADBオプションのアンインストール前に,HADBサーバをアンインストールしている場合は,HADBオプションのアンインストールは不要です。
手順
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HADB管理者のOSアカウントでOSにログインする
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HADBサーバを終了する
HADBサーバの終了方法については,「10.2.2 HADBサーバの終了方法」を参照してください。
HADBサーバの稼働中にHADBオプションのアンインストールを実行した場合,ファイルの削除に失敗するおそれがあります。
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HADBオプションをアンインストールする
adboptinstallコマンドを実行して,HADBオプションをアンインストールしてください。
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AWS環境の場合
/home/adbmanager/install/adboptinstall s3option -d
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Azure環境の場合
/home/adbmanager/install/adboptinstall azoption -d
下線部分には,インストールデータを格納したディレクトリを指定します。
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■アンインストール後の作業
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AWS環境の場合
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次のファイルをHADB管理者で削除してください。
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$ADBDIR/adboptinst_s3option.log
下線部分は,サーバディレクトリのパス名です。
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次のファイルをスーパユーザで削除してください。
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/usr/local/lib64/libaws-cpp-sdk-s3-crt.so
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/usr/local/lib64/libaws-cpp-sdk-core.so
ただし,HADBサーバ以外でAWS SDK for C++ライブラリを使用しているときは,上記のファイルを削除する必要はありません。
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Azure環境の場合
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次のファイルをHADB管理者で削除してください。
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$ADBDIR/adboptinst_azoption.log
下線部分は,サーバディレクトリのパス名です。
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次のファイルをスーパユーザで削除してください。
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/usr/local/lib64/libazure-storage-blobs.so
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/usr/local/lib64/libazure-storage-common.so
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/usr/local/lib64/libazure-identity.so
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/usr/local/lib64/libazure-core.so
ただし,HADBサーバ以外でAzure SDK for C++ライブラリを使用しているときは,上記のファイルを削除する必要はありません。
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