6.4 HADBサーバの使用時に単調増加するファイル
ここでは,HADBサーバの使用時に単調増加するファイルについて説明します。
HADBサーバの使用時に単調増加するファイルは,次に示すディレクトリに作成されます。
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サーバディレクトリ
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DBディレクトリ
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監査証跡の出力先ディレクトリ※
- 注※
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監査証跡機能を使用する場合に必要なディレクトリです。
- 重要
-
単調増加するファイルは,ファイルサイズおよびファイル数の上限がありません。そのため,単調増加するファイルによって,ディスクの空き容量が不足しないように注意する必要があります。
サーバディレクトリで単調増加するファイルを次の表に示します。
項番 |
ファイル名 |
ファイルの説明 |
ファイルの削除方法 |
---|---|---|---|
1 |
$ADBDIR/spool/adbdumpYYYYMMDDhhmmss.サーバプロセスのプロセスID※1 |
HADBダンプファイル |
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2 |
$ADBDIR/spool/adbdumperrorYYYYMMDDhhmmssSSSSSS_TTTTTTTTTTTTTTTTTTTT.サーバプロセスのプロセスID※1,※2 |
adbinfosweepコマンドを実行すると削除されます。 |
- 注※1
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ファイル名のYYYYMMDDhhmmssは,ファイルを生成した時刻になります。
- 注※2
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ファイル名のSSSSSSは,HADBダンプファイルを生成した時刻のマイクロ秒になります。また,TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTは,HADBサーバの内部矛盾エラーを検知したリアルスレッドのスレッドIDになります。
DBディレクトリで単調増加するファイルを次の表に示します。
項番 |
ファイル名 |
ファイルの説明 |
ファイルの削除方法 |
---|---|---|---|
1 |
$DBDIR/SPOOL/core.サーバプロセスのプロセスID※1 |
障害情報(コアファイル) |
adbinfosweepコマンドを実行すると削除されます。 |
2 |
$DBDIR/ADBWORK/xxxxx※2,※3 |
コマンド実行時に作成される作業用一時ファイル※4 |
実行したコマンドが完了すると削除されます。 |
- 注※1
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サーバ定義adb_core_pathオペランドを指定した場合は,$DBDIR/SPOOLディレクトリ下ではなく,adb_core_pathオペランドに指定したディレクトリ下に,障害情報(コアファイル)が出力されます。
- 注※2
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ファイル名のxxxxxは,任意の値になります。
- 注※3
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実行するコマンドの-wオプションを省略した場合に,このディレクトリに作業用一時ファイルが作成されます。実行するコマンドの-wオプションを指定した場合は,-wオプションに指定したディレクトリに,作業用一時ファイルが作成されます。
- 注※4
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次のコマンドを実行するときに,作業用一時ファイルが作成されます。
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adbimportコマンド
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adbidxrebuildコマンド
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adbmergechunkコマンド
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adbunarchivechunkコマンド
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adbreorgsystemdataコマンド
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監査証跡の出力先ディレクトリで単調増加するファイルを次の表に示します。
項番 |
ファイル名 |
ファイルの説明 |
ファイルの削除方法 |
---|---|---|---|
1 |
$AUDITDIR/adbaud-YYYYMMDD-hhmmss-nnn.aud※1,※2 |
監査証跡ファイル※3 |
OSのcpコマンドとrmコマンドで,監査証跡の保存先ディレクトリに監査証跡ファイルを移動してください。 詳細については,「12.3.1 監査証跡ファイルの移動(監査証跡の保存先ディレクトリへの移動)」を参照してください。 |
- 注※1
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ファイル名の$AUDITDIRは,監査証跡の出力先ディレクトリを示します。サーバ定義のadb_audit_log_pathオペランドに指定したパス名です。
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ファイル名のYYYYMMDDとhhmmssは,監査証跡ファイルをリネームした日時になります。
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ファイル名のnnnは,監査証跡ファイルをリネームした日時のミリ秒になります。
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- 注※2
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マルチノード機能を使用している場合,ファイル名は$AUDITDIR/adbaud-YYYYMMDD-hhmmss-nnn-N.audになります。Nは,監査証跡ファイルが出力されたノードのノード番号を示します。
- 注※3
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サーバ定義のadb_audit_log_max_numオペランドに0を指定した場合,またはadb_audit_log_max_numオペランドを省略した場合は,上限なく監査証跡ファイルが作成されます。