5.8.5 テキストインデクスのセグメントごとの格納ページ数の求め方
ここでは,テキストインデクスのセグメントごとの格納ページ数の求め方について説明します。
テキストインデクスのセグメントは次のとおりです。
-
文字列管理部用のセグメント
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出現情報管理部用のセグメント
- 〈この項の構成〉
(1) 文字列管理部用のセグメントで使用する格納ページ数(変数TIP_STRSEG(i))の求め方
文字列管理部用のセグメントで使用する格納ページ数(変数TIP_STRSEG(i))は,次に示す計算式から求めてください。
計算式
変数の説明
- TIXSTR
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テキストインデクスの文字列管理部のページ総数
次に示す計算式から求めてください。
なお,1文字1文字に関連性がない文字列(ランダムな文字列など)に対してテキストインデクスを追加した場合は,次の計算式に収束しないことがあります。
計算式
- page_size
-
データ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)
- pctfree
-
CREATE INDEX文で指定する未使用領域の比率(単位:%)
未使用領域の比率を指定しない場合は,30%と仮定して計算してください。
- TIXCOR
-
テキストインデクスの表記ゆれ補正検索で必要なページ総数
テキストインデクスの定義時に,「テキストインデクス表記ゆれ補正指定」を指定した場合に求める必要があります。
次に示す計算式から求めてください。
なお,1文字1文字に関連性がない文字列(ランダムな文字列など)に対してテキストインデクスを追加した場合は,次の計算式に収束しないことがあります。
計算式
- page_size
-
データ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)
- pctfree
-
CREATE INDEX文で指定する未使用領域の比率(単位:%)
未使用領域の比率を指定しない場合は,30%と仮定して計算してください。
- TIXWORD
-
テキストインデクスのワード検索で必要なページ総数
テキストインデクスの定義時に,「テキストインデクスワード検索指定」を指定した場合に求める必要があります。
次に示す計算式から求めてください。
なお,1文字1文字に関連性がない文字列(ランダムな文字列など)に対してテキストインデクスを追加した場合は,次の計算式に収束しないことがあります。
計算式
- subarea_num
-
テキストインデクスを定義した実表が格納されているデータ用DBエリアを構成するデータ用DBエリアファイルの総数
- datapage_num
-
テキストインデクスを定義した実表のデータページ数(基本行と分岐行のページ数を合計した値)
- page_size
-
データ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)
- pctfree
-
CREATE INDEX文で指定する未使用領域の比率(単位:%)
未使用領域の比率を指定しない場合は,30%と仮定して計算してください。
(2) 出現情報管理部用のセグメントで使用する格納ページ数(変数TIP_APPSEG(i))の求め方
出現情報管理部用のセグメントで使用する格納ページ数(変数TIP_APPSEG(i))は,次に示す計算式から求めてください。
計算式
TIP_APPSEG(i)=TIXAPP×1.5
変数の説明
- TIXAPP
-
テキストインデクスの出現情報管理部のページ総数
次に示す計算式から求めてください。
なお,1文字1文字に関連性がない文字列(ランダムな文字列など)に対してテキストインデクスを追加した場合は,次の計算式に収束しないことがあります。
計算式
- subarea_num
-
テキストインデクスを定義した実表が格納されているデータ用DBエリアを構成するデータ用DBエリアファイルの総数
- datapage_num
-
テキストインデクスを定義した実表のデータページ数(基本行と分岐行のページ数を合計した値)
- page_size
-
データ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)
- pctfree
-
CREATE INDEX文で指定する未使用領域の比率(単位:%)
未使用領域の比率を指定しない場合は,30%と仮定して計算してください。