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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


4.3.4 adbgetcstコマンド実行時のメモリ所要量の事前見積もり

adbgetcstコマンド実行時に使用するメモリ所要量の計算式を,次の表に示します。

表4‒6 メモリ所要量の求め方(adbgetcstコマンド実行時)

項番

メモリ種別

計算式(単位:メガバイト)

関連するサーバ定義

1

共有メモリ

共有メモリ管理

100

なし

2

グローバルバッファページ

dbarea_num×1,024

adbbuffオペランド

3

プロセス共通メモリ

1,024+max_usersGBUFEBUF

  • adb_sys_proc_area_maxオペランド

  • adbbuffオペランド

4

リアルスレッド固有メモリ

rthd_num×512

adb_sys_rthd_area_maxオペランド

5

プロセスメモリ

ヒープメモリ

1,024

なし

変数の説明

dbarea_numデータ用DBエリアの数

見積もれない場合,定義する表とインデクスの合計値を仮定してください。

max_users

サーバ定義adb_sys_max_usersオペランドの指定値

GBUFグローバルバッファ

項番2「グローバルバッファページ」の計算結果を基に400メガバイトにつき,20メガバイトを加算してください。

EBUF

DBエリア暗号化機能を使用する場合は,「全リアルスレッド数×1メガバイト」を加算してください。

rthd_num

コスト情報収集オプションadb_getcst_rthd_numの指定値