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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


3.7.2 HADBサーバに接続する

HADBサーバを開始したら,HADBユーザを作成するためのクライアントプログラム(adbsqlコマンド)からHADBサーバに接続します。

〈この項の構成〉

(1) 接続コマンドを実行する

  1. adbsqlコマンドを実行します。

    HADB管理者(adbmanager)で次に示すHADBのコマンドを入力し,[Enter]キーを押してください。

    adbsql
  2. ユーザID(認可識別子)の入力要求に応答します。

    adbsqlコマンドを実行すると,HADBユーザのユーザID(認可識別子)を入力するよう要求されます。ここで指定したユーザID(認可識別子)で,HADBサーバに接続します。ここでは,ADBUSER01を指定して[Enter]キーを押してください。

      USER-ID?
    ADBUSER01
  3. パスワードの入力要求に応答します。

    ユーザID(認可識別子)を入力したら,パスワードを入力するよう要求されます。ここでは,#HelloHADB_01を指定して[Enter]キーを押してください。

      PASSWORD?
    #HelloHADB_01    入力したパスワードは表示されません。

(2) HADBサーバに接続したことを確認する

パスワードを指定して[Enter]キーを押すと,HADBサーバに接続され,SQL文を入力できるようになります。実行結果の例を次に示します。

■実行結果の例
COMMAND ?     +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+

上記の実行結果が表示されていれば,SQL文を入力できます。

重要

入力したHADBユーザのユーザID(認可識別子)およびパスワードが正しくない場合,HADBサーバとの接続に失敗してKFAA30561-Eメッセージが出力されます。その場合は,「3.12.4 HADBサーバの接続時にKFAA30561-Eメッセージが出力された」を参照してください。

(3) 関連項目

マニュアルHADB コマンドリファレンスadbsql(SQLの実行)