2.8.2 データベースの更新処理方式
HADBでは,データベースの更新処理方式として追記型の更新処理方式を採用しています。
追記型の更新処理方式では,行を削除した場合,削除対象の行は無効になりますが,ディスクからは削除されません。また,行を更新した場合,更新対象の行は無効になり,更新後の行が新たな行として追加されます。更新前の無効になった行は,ディスクからは削除されません。
ただし,操作系SQLのTRUNCATE TABLE文を実行して行を削除した場合は,セグメントが解放され,削除対象の行はディスクから削除されます。