Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


16.29.2 運用

〈この項の構成〉

(1) SQLメインノードとSQLサブノードを確認する場合

adbls -d prlコマンドを実行すると,SQLメインノードとSQLサブノードを確認できます(検索系SQLが実行されているノードを確認できます)。詳細については,「16.9.7 SQLメインノードとSQLサブノードを確認する場合」を参照してください。

(2) 検索系SQLにSQLパラレル実行機能が適用されたかどうかを確認する場合

SQLトレース機能によって出力されるSQLトレース情報を確認すると,実行した検索系SQLにSQLパラレル実行機能が適用されたかどうかを確認できます。詳細については,「10.11.2 SQLトレース情報に出力される情報」の「(7) SQLパラレル実行機能に関する情報」を参照してください。

検索系SQLを実行する前にSQLパラレル実行機能が適用されるかどうかを確認したい場合は,アクセスパス情報を参照してください。詳細については,マニュアルHADB AP開発ガイドツリー表示に出力される情報SQLパラレル実行機能の適用情報を参照してください。

(3) 検索対象表にデータをインポートをする場合

adbimportコマンドを実行する際に注意が必要です。詳細については,「16.11.2 実表の運用(マルチノード機能の使用時)」の「(1) 実表にデータを格納する方法(マルチノード機能の使用時)」を参照してください。

(4) 注意事項

次のどちらかの条件に該当する場合,SQLパラレル実行機能が適用された検索系SQLはエラーになります。このとき,エラーメッセージKFAA31898-Eが出力されます。