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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


11.4.6 チャンク単位にデータを削除する方法

チャンク単位にデータを削除する場合は,PURGE CHUNK文を実行してください。PURGE CHUNK文を使用したデータの削除方法を次に示します。

削除手順

  1. 削除したいチャンクのチャンクIDを確認する

    PURGE CHUNK文を実行してチャンク単位でデータを削除するため,削除したいチャンクのチャンクIDを確認してください。チャンクIDの情報は,システム表のSTATUS_CHUNKSに格納されています。

    チャンクIDを確認する方法については,「付録C.9 システム表の検索」を参照してください。

  2. PURGE CHUNK文を実行する

    確認したチャンクIDを基にPURGE CHUNK文を実行して,削除したいチャンクを削除してください。

    なお,カレントチャンクは削除できません。

    PURGE CHUNK文については,マニュアルHADB SQLリファレンスPURGE CHUNK(チャンク内の全行削除)を参照してください。

PURGE CHUNK文のWHERE句に条件(IN述語,限定述語)を指定して,条件に合致するチャンクを一括して削除することができます。PURGE CHUNK文の指定方法の例については,マニュアルHADB SQLリファレンスPURGE CHUNK(チャンク内の全行削除)PURGE CHUNK文の指定形式および規則例題を参照してください。

メモ
  • PURGE CHUNK文でチャンクを削除すると,チャンクが利用していた格納領域を再利用できます。

  • アーカイブ状態のチャンクを削除した場合,対象のアーカイブファイルも削除されます。