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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


11.1.9 実表のデータをファイルに出力する方法(データをエクスポートする方法)

実表に格納されているデータをファイルに出力する場合,次に示す2つの方法があります。

基本的には,adbexportコマンドで実表に格納されているデータを出力することを推奨します。HADBクライアント(Linux版)で,実表のデータをファイルに出力する必要があるときだけ,adbsqlコマンドを使用してください。

重要

待機状態のチャンク内のデータを出力したい場合は,次のどちらかを実施してください。

  • チャンクIDを指定して待機状態のチャンク内のデータを出力する

    チャンクIDを指定してadbexportコマンドやadbsqlコマンドを実行すると,待機状態のチャンク内のデータも出力できます。詳細については,「11.4.5 チャンク単位にデータをエクスポートする方法」を参照してください。

  • 待機状態のチャンクを通常状態のチャンクに変更する

    通常状態のチャンク内のデータは,上記2つの方法で出力できます。そのため,adbchgchunkstatusコマンドで,待機状態のチャンクを通常状態のチャンクに変更してください。詳細については,「11.4.12 チャンクの状態を変更する方法」を参照してください。