6.12.8 TRUNCATE TABLE文実行時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方
TRUNCATE TABLE文実行時に出力されるユーザログ容量は,次に示す計算式から求めてください。
計算式(単位:バイト)
変数の説明
- dbarea_file_num
-
処理対象の実表を格納するデータ用DBエリアのDBエリアファイル数
- SGDATA
-
処理対象の実表を格納するデータ用DBエリアのセグメント数
- SEGBF
-
処理対象の実表を格納するデータ用DBエリアのセグメントブロック化係数
- page_size
-
処理対象の実表を格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)
- usrlog_file_num
-
次に示す計算式から求めてください。
- TRUNCLOCLOG
-
ロケーション表の更新ログ
次に示す計算式から求めてください。
なお,処理対象表がアーカイブマルチチャンク表以外の表である場合は,0を代入してください。また,処理対象表にアーカイブ状態のチャンクが存在しない場合も,0を代入してください。
計算式(単位:バイト)
- DELLOG
-
「6.12.7 データベースの更新時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方」のDELETE文(行の削除)を実行した場合に出力されるユーザログ容量の計算式から求めてください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。
- VRWLOG
-
0を代入してください。
- IDXSLOG
-
変数IDXSLOGを求める場合,「6.12.7 データベースの更新時に出力されるユーザログ容量(変数max_user_log)の求め方」の「(3) B-treeインデクスユーザログ容量の求め方」を参照してください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。
-
idx_num
1を代入してください。
-
IDXLOG(i)
次に示す計算式から求めてください。
計算式
-
- LROWNUM
-
adbarchivechunkコマンドで作成されるアーカイブファイル数(単位:個)
「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」の「(f) 変数SGROWTBLの求め方(マルチチャンク表の場合)」にある変数LROWNUMの計算式から求めてください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。
-
archive_chunk_num
1を代入してください。
-
merge_chunk_num
0を代入してください。
-
- LBP
-
「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」の「(f) 変数SGROWTBLの求め方(マルチチャンク表の場合)」にある変数LBP(i)の計算式から求めてください。ただし,次に示す変数については,代入する値が異なります。対象の変数と代入する値を次に示します。
-
LROWNUM
上記の変数LROWNUMで求めた値を代入してください。
-
- page_size
-
アーカイブマルチチャンク表を格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)
- del_row_num
-
上記の変数LROWNUMで求めた値を代入してください。
データ用DBエリアのセグメント数,およびセグメントブロック化係数については,「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」を参照してください。
TRUNCATE TABLE文実行時に必要なユーザログファイル数は,「6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」の「(1) ユーザログファイル数を見積もる必要があるSQL文」を参照してください。
なお,TRUNCATE TABLE文を実行する実表にインデクスが定義されている場合は,インデクスごとに次に示す計算式を求めてください。そして,求めた値を上記の計算式の結果に加算してください。
計算式(実表にインデクスが定義されている場合)(単位:バイト)
変数の説明
- dbarea_file_num
-
処理対象のインデクスを格納するデータ用DBエリアのDBエリアファイル数
- SGIDX
-
処理対象のインデクスを格納するデータ用DBエリアのセグメント数
- SEGBF
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処理対象のインデクスを格納するデータ用DBエリアのセグメントブロック化係数
- page_size
-
処理対象のインデクスを格納するデータ用DBエリアのページサイズ(単位:バイト)
- usrlog_file_num
-
次に示す計算式から求めてください。
データ用DBエリアのセグメント数,およびセグメントブロック化係数については,「5.8.1 データ用DBエリアの総ページ数の求め方」の「(2) 変数の説明」を参照してください。
TRUNCATE TABLE文実行時に必要なユーザログファイル数は,「6.12.15 ユーザログファイル数の求め方」の「(1) ユーザログファイル数を見積もる必要があるSQL文」を参照してください。