14.5.4 ノード障害が発生した場合
ノード障害が発生した場合，障害が発生したノードで実行中のトランザクションはロールバックします。
マスタノードでノード障害が発生した場合は，マスタノードで実行されていたデータベースの更新処理に対する回復処理が，新たにマスタノードになるスレーブノードで実行されます。この回復処理中に，回復処理対象のページにスレーブノードで実行中のAPがアクセスした場合，そのAPの処理がエラーになることがあります。このとき，KFAA31733-Eメッセージが出力されます。この場合，メッセージに記載されている対処方法に従ってください。
また，障害が発生したノードでトランザクションを実行していたAPは，マルチノード構成のHADBサーバから切断されます。トランザクションを再実行する際は，改めてマルチノード構成のHADBサーバに接続してください。
なお，マスタノードでノード障害が発生した場合，障害が発生した時点でどのノードでもトランザクションが実行されていないAPも，マルチノード構成のHADBサーバから切断されます。