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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


14.3.5 各ノードでのサーバ定義の作成

マルチノード機能を使用する場合は,全ノードでサーバ定義を作成する必要があります。その際,adb_sys_multi_node_infoオペランドは,必ず指定してください。

また,次のオペランドは,全ノードで指定値を同じにしてください。オペランドを省略した場合は,全ノードでオペランドを省略してください。指定値が異なると,マルチノード構成のHADBサーバを開始できません。

■サーバ定義の指定例

サーバ定義の指定例を次に示します。この例では,全ノードで同じ指定内容になっています。指定値を同じにする必要があるオペランド以外は,ノードごとに指定値を変更できます。

set adb_db_path = /home/adbmanager/db
set adb_rpc_port = 23650
set adb_sys_max_users = 10
set adb_sys_rthd_num = 40
set adb_sys_uthd_num = 128
set adb_sql_exe_max_rthd_num = 4
set adb_sys_rthd_area_max = 1024
set adb_sys_proc_area_max = 8192
set adb_sys_multi_node_info =192.168.0.11:23651,\    ...1
                             192.168.0.12:23651,\    ...2
                             192.168.0.13:23651      ...3
 
adbbuff -g TBLBUF01 \
       -n ADBUTBL01 \
       -p 1000000 \
       -k 256
adbbuff -g IDXBUF01 \
        -n ADBUIDX01 \
        -p 2500000 

[説明]

  1. マスタノードhadb01のHADBサーバ間通信用のIPアドレス192.168.0.11,およびポート番号23651を指定します。

  2. スレーブノードhadb02のHADBサーバ間通信用のIPアドレス192.168.0.12,およびポート番号23651を指定します。

  3. スレーブノードhadb03のHADBサーバ間通信用のIPアドレス192.168.0.13,およびポート番号23651を指定します。