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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


10.6.3 HADBユーザを削除する方法

HADBユーザは,定義系SQLのDROP USER文で削除します。

DBA権限およびCONNECT権限を持っているHADBユーザが,DROP USER文を実行してください。

ポイント

HADBユーザを削除する場合,事前にadbchgsrvmode --offlineコマンドを実行して,HADBサーバの稼働モードをオフラインモードに変更しておくことを推奨します。HADBクライアントからの接続を受け付けないようにしてから,HADBユーザを削除してください。

HADBユーザを削除する例を次に示します。

指定例

HADBユーザ「ADBUSER02」を削除します。

DROP USER "ADBUSER02" CASCADE

DROP USER文については,マニュアル「HADB SQLリファレンス」の「定義系SQL」の「DROP USER(HADBユーザの削除)」を参照してください。

注意事項

削除対象のHADBユーザが所有しているスキーマおよび表も削除されるため,次に示す影響があります。

  • DROP USER文の実行によって削除される表に依存するビュー表(ほかのスキーマのビュー表)が,削除または無効化されます。

  • DROP USER文の実行によって削除される表を被参照表とする外部キー(ほかのスキーマの外部キー)も削除されます。