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Hitachi Advanced Data Binder システム構築・運用ガイド


9.8.5 レンジインデクスの状態や使用量を確認したい場合

インデクスのサマリ情報を取得すると,レンジインデクスの状態や使用量を確認できます。

実行するコマンドの例

ここでは,レンジインデクスADBUSER01.RIDX1のサマリ情報を出力します。

adbdbstatus -d summary -c index -n ADBUSER01.RIDX1 -S M

コマンドを実行すると,標準出力にレンジインデクスADBUSER01.RIDX1のサマリ情報が出力されます。adbdbstatusコマンドによる出力結果の確認項目を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) レンジインデクスが未完状態かどうかを確認する場合

Unfinishedの出力内容を確認してください。unfinishedが出力されている場合,レンジインデクスは未完状態となっています。

未完状態を解除するためには,「13.11.1 レンジインデクスが未完状態になったときの対処方法」を参照してください。

(2) レンジインデクスの使用量を確認する場合

MB_Used_pagesの出力内容を確認してください。DBエリア内に格納されているレンジインデクスのデータが使用している領域を,メガバイト単位で確認できます。

(3) レンジインデクスのページグループサイズを確認する場合

Pagegroup_sizeの出力内容を確認してください。Pagegroup_sizeの値がページグループサイズ(単位:ページ数)となります。