2.16.6 マルチノード機能を使用する場合のシステム構成例
マルチノード機能を使用する場合のシステム構成例を次の図に示します。
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[説明]
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各ノードに必要な製品
各ノードにHADBサーバおよびHAモニタをインストールする必要があります。
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必要なネットワーク
マルチノード機能では,次に示す3つのネットワークを使用します。各ネットワークは物理的に分ける必要があります。
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クライアント−サーバ間ネットワーク
HADBクライアントとHADBサーバ間の通信で使用するネットワークです。
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ノード間ネットワーク
HADBサーバ間の通信,およびHAモニタの監視パスとして使用するネットワークです。
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リセットパス
HAモニタが障害を検知した際,障害が発生したノードの入出力をリセットするために使用するネットワークです。
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各ノードに必要なハードウェア
各ノードにSVPが必要になります。SVPとは障害管理プロセサのことです。障害管理プロセサとは,システム構成の設定やCPUの制御などができるハードウェアのことです。
監視パス,リセットパス,SVP,および障害管理プロセサの詳細については,マニュアル「HAモニタ Linux(R)(x86)編」の「必要なハードウェア」を参照してください。