ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
対処手順の大きな流れは,ユニットの再開始に必要な数のシステムログファイルを追加した後に,ユニットを再開始します。対処手順のフローを次の図に示します。
図20-5 システムログファイルを追加してからユニットを再開始する手順(フロー)
注 図中の項番は,以降の説明の( )の番号と対応しています。
ユニットの再開始時,前回の稼働時に使用されていたシステムログファイルを入力情報にして,データベースが回復されます。このデータベースの回復処理でもシステムログが出力されるため,その分のシステムログファイルをユニットの再開始前に追加しておく必要があります。
ユニットの再開始時に必要となるシステムログファイルのレコード数は,次に示す計算式から求められます。
必要なレコード数の求め方を例題形式で説明します。
| システムログファイル名 | レコード数 | |
|---|---|---|
| 16進数 | 10進数 | |
| log001 | 4e1c | 19996 |
| log002 | 4e1c | 19996 |
| log003 | 4e1c | 19996 |
| log004 | 4e1c | 19996 |
| log005 | 61a4 | 24996 |
| log006 | 61a4 | 24996 |
| 合計 | − | 129976 |
システムログファイル不足が発生したサーバに,システムログファイルを追加してください。追加するシステムログファイルの容量(レコード数)は,(1)で求めたレコード数になります。
システムログファイルの追加方法については,「20.17.7 システムログファイルの追加方法」を参照してください。
pdstartコマンドを実行してユニットを再開始します。
ユニットが再開始されると,トランザクションの受け付け可能状態になりますが,新規トランザクションの処理によって出力されるシステムログが原因で,システムログファイルの不足が再度発生するおそれがあります。そのため,(5)の作業が完了した後に業務を再開するようにしてください。
シンクポイントダンプの有効化処理が完了したことを確認してください。確認手順については,「20.17.1(6)シンクポイントダンプの有効化処理が完了したことを確認する」を参照してください。
再開始時に必要なシステムログファイルが不足している場合,シンクポイントダンプの有効化処理が完了する前に,ユニットが再度異常終了します。この場合,syslogfile又はメッセージログファイルに出力されているエラーメッセージの対処に従ってください。システムログファイルの不足が解消していない場合は,トラブルシュート情報を取得して保守員に連絡してください。トラブルシュート情報の取得方法については,「20.1.1 障害が発生したときにHiRDB管理者がすること」を参照してください。
業務再開のための準備を行ってください。詳細については,「20.17.1(7)業務再開のための準備をする」を参照してください。
システムログファイルの不足を解消した後は,「20.17.10 システムログファイルの不足を解消した後に実施すること」の対処を行ってください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2010, 2017, Hitachi, Ltd.