スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド

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15.1.2 HiRDBの構成変更

HiRDBの構成変更の手順を次の図に示します。

図15-2 HiRDBの構成変更の手順

[図データ]

各手順の詳細を次に示します。

<この項の構成>
(1) HiRDBの終了
(2) HiRDBのシステム定義の変更
(3) システム構成変更の記録
(4) システムログ適用化
(5) HiRDBの開始

(1) HiRDBの終了

業務サイトおよびログ適用サイトのHiRDBを終了します。業務サイトおよびログ適用サイトのHiRDBの終了方法については,「11.2 各サイトの終了方法」を参照してください。

(2) HiRDBのシステム定義の変更

業務サイトおよびログ適用サイトのHiRDBの,それぞれのシステム定義を変更します。

システム定義を変更したあと,業務サイトおよびログ適用サイトでHiRDBの構成確認をしてください。HiRDBの構成確認は,pdconfchkコマンドで行います。

注意
  • 次に示す変更だけ行った場合は,(3)および(4)の手順は必要ありません。
    ・強制終了または異常終了後に変更ができるオペランドを追加,変更,または削除をした
    ・システムログファイルのファイルグループを追加した
    注※
    オペランドの追加だけできます。ファイルグループの変更および削除はできません。
  • 業務サイトでシンクポイントダンプファイルまたはステータスファイルを追加した場合,ログ適用サイトでは,シンクポイントダンプファイルまたはステータスファイルの追加に合わせて,対応する副シンクポイントダンプファイルまたは副ステータスファイルも追加してください。

(3) システム構成変更の記録

業務サイトでシステム構成変更を記録します。システム構成変更の記録については,「10.3.6 システム構成変更の記録」を参照してください。

(4) システムログ適用化

システムログ適用化をします。システムログ適用化については,「12. システムログ適用化」を参照してください。

(5) HiRDBの開始

業務サイトおよびログ適用サイトのHiRDBを開始します。HiRDBの開始方法については,「11.1 各サイトの開始方法」を参照してください。