スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド
次の表に示すペア論理ボリュームグループの名称規則に従って,ペア論理ボリュームグループの名称を決めてください。
ファイル区分 | リアルタイムSANレプリケーションの処理方式 | |
---|---|---|
全同期方式,ハイブリッド方式,またはログ同期方式 | 全非同期方式 | |
DB | aaaa_bb....bb_DB | aaaa_ALL すべてのファイル区分について,一つのペア論理ボリュームグループに割り当てます。 |
LOG | aaaa_bb....bb_LOG | |
SPD | aaaa_bb....bb_SPD | |
USTS | aaaa_cccc_USTS | |
SSTS | aaaa_bb....bb_SSTS |
全同期方式,ハイブリッド方式,またはログ同期方式では,ペア論理ボリュームの設計が正しく行われると,ペア論理ボリューム内にあるファイルのファイル区分や,そのファイルを使用するユニット,サーバはすべて同じになります。ファイル区分が異なる場合や,使用するユニット,サーバが異なる場合は,「2.4.2 HiRDBファイルシステム領域を作成するときの留意事項」の記載事項を確認してください。
ペア論理ボリュームグループ(ペア論理ボリューム)上に,更新コピーの対象ファイル(HiRDBファイルシステム領域)を配置します。全同期方式,ハイブリッド方式,およびログ同期方式でのファイル配置の構成例を次の図に示します。
図2-1 ファイル配置の構成例
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