インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8
pd_max_reflect_process_countオペランドには,次の条件を示す値を指定してください。この条件を満たさない場合,HiRDBを開始できません。
pd_max_reflect_process_count指定値+pd_max_users指定値≦pd_max_users指定可能最大値
HiRDB開始時には,pd_max_reflect_process_countオペランドとpd_max_usersオペランドで指定した分だけ,HiRDBに対する接続枠が用意されます。
そのうち,pd_max_reflect_process_countオペランドで指定した分の接続枠は,更新可能なオンライン再編成での追い付き反映処理(pdorend反映プロセス)のために使用されます。ユーザの接続には使用されません。
pd_max_usersオペランドで指定した分の接続枠は,通常ユーザのために使用されます。しかし,更新可能なオンライン再編成での追い付きコマンド(pdorend)実行時に次の条件を満たすと,pdorend反映プロセスのためにも使用されます。
例を次に示します。
pdorend -s bes1,bes2,bes3,bes4 -m 3 |
pdorend -s bes5 -m 3 |
pd_max_reflect_process_countオペランドで指定した値は共用メモリ容量に影響します。更新可能なオンライン再編成の追い付き反映処理中にオンライン業務を行うユーザが少ないことがわかっている場合には,pdorend反映プロセスが通常ユーザ用の自由接続枠を使用するようにpd_max_reflect_process_countオペランドを小さめに設定すると,共用メモリの使用量を節約できます。
更新可能なオンライン再編成の追い付き反映処理が自由接続枠を使用しているときは,ユーザ接続数がpd_max_usersで指定した値未満でも,ユーザからの接続要求がエラーになることがあります。
この現象を回避するには次のようにしてください。
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