インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8
「3.4.3 オリジナルRDエリアの閉塞解除およびレプリカRDエリアのオープン」でレプリカRDエリアの作成は完了しましたが,運用に入る前にレプリカRDエリアのバックアップファイルを取得しておくことをお勧めします。バックアップファイルは,pdcopyコマンドを使って取得します。レプリカRDエリアを定義・作成すると,マスタディレクトリ用RDエリアとデータディクショナリ用RDエリアの内容も更新されるため,ここでは,マスタディレクトリ用RDエリアとデータディクショナリ用RDエリアのバックアップファイルも取得します。次に,pdcopyコマンド実行例を示します。
pdcopy -m /hirdb/rdarea/rdmast/rdmast01 -M r -b /usr/hirdb/pdcopy/backup01 -r RDMSTR01,RDDIC01,RD01,RD02 -q 1 -p /usr/hirdb/pdcopy/list01
pdcopyコマンドは,HiRDB管理者が,HiRDBの稼働中に実行します。複数のサーバマシンでHiRDBシステムを構成している場合,システムマネジャがあるサーバマシンで実行します。pdcopyコマンドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
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