インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8

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2.1 システムの前提

HiRDB Staticizer Optionを利用するための前提製品とシステム構成について説明します。

前提製品
  • HiRDBサーバ
    HiRDB/Parallel Server Version 8,HiRDB/Parallel Server Version 8(64),HiRDB/Single Server Version 8またはHiRDB/Single Server Version 8(64)
  • ミラーリング機能を実現するディスクアレイシステムまたはソフトウェア
    例えば,MRCFMultiple RAID Coupling Feature)機能,またはShadowImage機能を備えた日立ディスクアレイサブシステムやOSのLVLogical Volume)管理などのミラーファイル管理ソフトウェアなどがあります。代表的な製品については,「付録A.2 インナレプリカ機能に使用できる代表的なミラーリング機能」を参照してください。

システム構成
HiRDB Staticizer Optionを組み込むことによって,ミラーリング機能で複製したデータベース(レプリカ)をマスタのデータベースと同時に利用できるようになります。HiRDB Staticizer OptionをHiRDBサーバに配置したシステム構成例を次の図に示します。ミラーリング機能をディスクアレイシステムで実現する場合とソフトウェアで実現する場合に分けて示します。

図2-1 HiRDB Staticizer Optionを利用したシステムの構成例

[図データ]