14.6.2 #HELP(ヘルプ情報の出力)
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
pdsdbexe操作コマンドの指定形式と指定規則を出力します。
(2) 指定形式
#HELP {CLEAR|ERASE|FETCH|FETCHDB_ALL|FINISH|MODIFY|START|STORE
|COMMIT|CONNECT|DISCONNECT|ROLLBACK
|#EXIT|#HELP|#USAGE}
〔{SUMMARY|ALL}〕;- 注意事項
-
最後にセミコロン( ; )の指定が必要です。
(3) オペランドの説明
- ●{CLEAR|ERASE|FETCH|FETCHDB_ALL|FINISH|MODIFY|START|STORE
-
|COMMIT|CONNECT|DISCONNECT|ROLLBACK
|#EXIT|#HELP|#USAGE}
指定形式と指定規則を出力するpdsdbexe操作コマンドを指定します。
CLEAR:CLEARコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
ERASE:ERASEコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
FETCH:FETCHコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
FETCHDB_ALL:FETCHDB_ALLコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
FINISH:FINISHコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
MODIFY:MODIFYコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
START:STARTコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
STORE:STOREコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
COMMIT:COMMITコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
CONNECT:CONNECTコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
DISCONNECT:DISCONNECTコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
ROLLBACK:ROLLBACKコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
#EXIT:#EXITコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
#HELP:#HELPコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
#USAGE:#USAGEコマンドの指定形式と指定規則を出力します。
- ●{SUMMARY|ALL}
-
出力する情報を指定します。
SUMMARY:pdsdbexe操作コマンドの指定形式だけを出力します。
ALL:pdsdbexe操作コマンドの指定形式および指定規則を出力します。
(4) 使用例
STARTコマンドの指定形式および指定規則を出力します。
#HELP START ALL;
次の実行結果が表示されます。
START "SDB_DATABASE_NAME"
[ACSMODE { READ | UPDATE }]
[ENQOPT { SHARE | EXCLUSIVE | OCCUPY | NONE }]
[AUTODEQ { YES | NO }]
[ACSRDAREA ("RDAREA_NAME"[,"RDAREA_NAME"]...)]
[RDAREAVAL { YES | NO }]
[FETCHDB_ALL ONLY]
;
機能
HiRDB/SDに対して個別開始要求を行い,
SDBデータベースに対する操作の開始処理を行う。
説明
(a)"SDB_DATABASE_NAME":SDBデータベース名
操作対象のSDBデータベース名を指定する
(b)ACSMODE
アクセスモードを指定する
・READ:参照モード
・UPDATE:更新モード
(c)ENQOPT
排他オプションを指定する
・SHARE:共用モード
・EXCLUSIVE:排他モード
・OCCUPY:占有モード
・NONE:無排他モード
(d)AUTODEQ
排他自動解除オプションを指定する
・YES:排他自動解除機能を使用する
・NO:排他自動解除機能を使用しない
(e)ACSRDAREA
"RDAREA_NAME":RDエリア名
検索対象とするRDエリアを指定する
本オペランドを省略した場合,すべてのRDエリアを指定したと仮定される
(f)RDAREAVAL
RDエリア指定有効オプションを指定する
・YES:基点条件指定がある場合でも,RDエリア指定を有効とする
・NO:基点条件指定がある場合には,RDエリア指定を有効としない
(g)FETCHDB_ALL ONLY
FETCHDB_ALLコマンド専用の個別開始とする場合に指定する
KFPB64050-I #HELP command processing completed- 参考
-
出力情報の文字コードは,クライアント環境定義のPDLANGで指定した文字コードになります。