スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)
インデクス一括作成モード(-i c)でindex文を省略した場合,自動的にインデクス情報ファイルが作成されるディレクトリの名称を指定します。
- <適用基準>
- システム定義のpd_tmp_directoryオペランド及び環境変数TMPDIRを指定していない場合,idxwork文は,/tmpディレクトリの容量不足を発生させないようにするため,できるだけ指定してください。
- <規則>
- index文,及びidxwork文の両方を省略した場合,ALTER TABLEで追加したインデクス格納RDエリアがあるサーバの表10-2に示すディレクトリにインデクス情報ファイルが作成されます。
- HiRDB/シングルサーバの場合,一つだけidxwork文を指定します。
HiRDB/パラレルサーバの場合,ALTER TABLEで追加したインデクス格納用RDエリアがあるサーバの数だけidxwork文を指定します。指定するサーバ名は,インデクス格納RDエリアがあるサーバの名称を指定します。
- idxwork文とindex文を同時に指定した場合,index文の指定が有効となり,idxwork文の指定は無視されます。
- インデクスの作成が正常終了した場合,指定したディレクトリ下のインデクス情報ファイルは自動的に削除されます。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
- (3) 作成されるインデクス情報ファイルの名称
〜<識別子>((1〜8))
インデクス情報ファイル用ディレクトリを作成するサーバの名称を指定します。
なお,HiRDB/シングルサーバの場合はサーバ名を指定しないでください。
〜<パス名>((1〜255))
インデクス情報ファイルを作成するディレクトリの名称を絶対パス名で指定します。
作成されるインデクス情報ファイルの名称は次の形式で作成されます。
ディレクトリ名/INDEX-インデクス名-インデクス格納用RDエリア名
-一意となる文字列
例を次に示します。
- 条件
インデクス名:IDX1
インデクス格納用RDエリア:USER01
idxwork文の内容:idxwork /hd0400
- 作成されるインデクス情報ファイルの名称
/hd0400/INDEX-IDX1-USER01-aaaa00001
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