スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)

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10.3.3 index文インデクス情報ファイルの情報の記述)

インデクス一括作成モード(-i c)でインデクスを作成する場合,インデクス情報を出力するインデクス情報ファイルの情報を指定します。

<適用基準>
システム定義のpd_tmp_directoryオペランド及び環境変数TMPDIRを指定していない場合,index文は,/tmpディレクトリの容量不足を発生させないようにするため,できるだけ指定してください。
インデクスの数,又はインデクスの格納RDエリア数が多い場合は,idxwork文を指定すると便利です。

<規則>
  1. index文は,ALTER TABLEで追加したインデクス格納用RDエリアごとに1文指定します。
  2. インデクスを定義していない表の場合,index文を指定する必要はありません。
  3. index文を省略し,かつidxwork文も省略しているときは,インデクスが格納されているサーバの表10-2に示すディレクトリ下にインデクス情報ファイルが作成されます。
  4. index文とidxwork文を同時に指定した場合,index文の指定が有効となります。
  5. 指定したインデクス情報ファイルが既にある場合,上書きされます。
  6. インデクスの作成が正常終了した場合,指定したインデクス情報ファイルは自動的に削除されます。
<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明

(1) 形式

 
 index インデクス識別子 RDエリア名 インデクス情報ファイル名
 

(2) 説明

(a) インデクス識別子

   〜<識別子>((1〜30))

インデクスのインデクス識別子を指定します。

インデクス識別子を引用符('')で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。引用符で囲まない場合は,すべて英大文字として扱われます。また,インデクス識別子に空白が含まれている場合は,引用符で囲んでください。

(b) RDエリア名

   〜<識別子>((1〜30))

ALTER TABLEで追加したインデクス格納用RDエリアの名称を指定します。

RDエリア名を引用符('')で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。引用符で囲まない場合は,すべて英大文字として扱われます。また,RDエリア名に空白が含まれている場合は,引用符で囲んでください。

(c) インデクス情報ファイル名

   〜<パス名>

インデクス情報を出力するインデクス情報ファイルの名称を絶対パス名で指定します。

インデクス情報ファイルは,通常ファイルのファイル名を指定してください。