スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
26.5.5 HiRDBシステム定義及びクライアント環境定義のホスト名の指定例
(1) IPアドレスを引き継ぐ場合
HiRDBシステム定義及びクライアント環境定義の指定例(ホスト名の指定例)を次に示します。
●システム共通定義
pdunit -x pkghost -u UNT1 -d /hirdb_x 1
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●ユニット制御情報定義
set pd_hostname = mainhost 2
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●クライアント環境定義
export PDHOST = pkghost 3
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- 〔説明〕
- pdunitオペランドの-xオプションには再配置可能なIPアドレスのホスト名※を指定します。
- pd_hostnameオペランドには現用系のホスト名を指定します。
- クライアント環境定義のPDHOSTオペランドに,再配置可能なIPアドレスのホスト名※(HiRDB/パラレルサーバの場合はシステムマネジャのホスト名)を指定します。
なお,マルチフロントエンドサーバの場合は,PDFESHOSTオペランドに再配置可能なIPアドレスのホスト名※(フロントエンドサーバのホスト名)を指定します。
- 注※
- VERITAS Cluster Server又はClusterPerfectの場合は論理IPアドレスのホスト名(IPタイプリソースに設定するIPアドレスのホスト名)を指定します。Sun Clusterの場合はSun Clusterに登録した論理ホスト名を指定します。
(2) IPアドレスを引き継がない場合
HiRDBシステム定義及びクライアント環境定義の指定例(ホスト名の指定例)を次に示します。
●システム共通定義
pdunit -x mainhost -u UNT1 -d /hirdb/pddir_s -c reservedhost 1
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●ユニット制御情報定義
set pd_hostname = mainhost 2
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●クライアント環境定義
export PDHOST = mainhost,reservedhost 3
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- 〔説明〕
- pdunitオペランドの-xオプションには現用系のホスト名を指定します。-cオプションには予備系のホスト名を指定します。
- pd_hostnameオペランドには現用系のホスト名を指定します。
- クライアント環境定義のPDHOSTオペランドには,現用系と予備系の両方のホスト名(HiRDB/パラレルサーバの場合はシステムマネジャのホスト名)を指定します。
なお,マルチフロントエンドサーバの場合は,PDFESHOSTオペランドに現用系と予備系の両方のホスト名(フロントエンドサーバのホスト名)を指定します。
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