スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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22.5.6 ルーチン定義情報用バッファ長のチューニング

ルーチン定義情報用バッファ長pd_routine_def_cache_sizeオペランドの値)のチューニング方法を説明します。

<この項の構成>
(1) チューニング方法(その1)
(2) チューニング方法(その2)
(3) チューニング方法(その3)

(1) チューニング方法(その1)

参照する情報
統計解析ユティリティの「システムの稼働に関する統計情報」の次に示す情報を参照してください。

チューニング方法
次に示す計算式でルーチン定義キャッシュヒット率を求めて,ヒット率が100%になるようにしてください。
ルーチン定義キャッシュヒット率(%)=
(ルーチン定義キャッシュヒット回数÷ルーチン定義情報取得要求回数)×100

対策方法
pd_routine_def_cache_sizeオペランドの指定値を大きくしてください。

(2) チューニング方法(その2)

参照する情報
統計解析ユティリティの「システムの稼働に関する統計情報」の次に示す情報を参照してください。

チューニング方法
次に示す計算式でルーチン定義キャッシュ使用率を求めて,使用率が90%以上になるようにしてください。
ルーチン定義キャッシュ使用率(%)=
(ルーチン定義キャッシュ総使用領域長の最大値÷確保したルーチン定義キャッシュ長)×100

対策方法
pd_routine_def_cache_sizeオペランドの指定値を小さくしてください。

(3) チューニング方法(その3)

参照する情報
統計解析ユティリティの「システムの稼働に関する統計情報」の次に示す情報を参照してください。

チューニング方法
次に示す計算式でプラグインルーチン定義キャッシュヒット率を求めて,ヒット率が100%になるようにしてください。
プラグインルーチン定義キャッシュヒット率(%)=
(プラグインルーチン定義キャッシュヒット回数÷プラグインルーチン定義情報取得要求回数)×100

対策方法
pd_routine_def_cache_sizeオペランドの指定値を大きくしてください。