スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
ユーザ用RDエリアRDAREA01の名称をRDAREA10に変更します。
pdhold -r RDAREA01 -c |
pdmodコマンドのalter rdarea文を記述した制御文ファイル(/pdmod/alter01)を作成します。制御文ファイルの内容を次に示します。
alter rdarea RDAREA01 rename rdarea to RDAREA10; |
pdmod -a /pdmod/alter01 |
pdlogswap -d sys -w |
RDエリア名を変更すると,マスタディレクトリ用RDエリア及びデータディクショナリ用RDエリアが更新されます。RDエリア名変更後に障害が発生した場合,最新の状態に回復するために,バックアップを取得します。ここでバックアップを取得していないと,回復する手順が煩雑になります。バックアップの取得については,「6. バックアップの取得方法」を,バックアップを取得していない場合の回復方法については,「15.5.3 RDエリア名変更時にバックアップを取得していなかった場合の回復方法」を参照してください。
pdcopy -m /rdarea/mast/mast01 -M r -r RDMAST,RDDIC,RDAREA10 -b /pdcopy/backup01 -p /pdcopy/list01 |
pdrels -r RDAREA10 -o |
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
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