スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)
インデクス情報ファイルは,プラグインインデクスを格納しているRDエリアごとに作成されます。したがって,作成されるインデクス情報ファイルは,UAPで更新したプラグインインデクスの格納RDエリア数になります。
インデクス情報ファイルに付けられる名称は,インデクス識別子及びRDエリア名によって決まります(次に示す条件に従って決まります)。このインデクス情報ファイル名をデータベース再編成ユティリティ(pdrorgコマンド)の制御情報ファイルに指定します。
条件 | インデクス情報ファイル名 |
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次に示す条件をすべて満たす場合
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インデクス識別子.RDエリア名 |
次に示す条件をすべて満たす場合
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インデクスID.RDエリアID.インデクス識別子の一部※ |
インデクス識別子及びRDエリア名に注で説明する文字列以外の文字列が含まれている場合 | インデクスID.RDエリアID |
条件 | インデクス情報ファイル名 |
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pd_plugin_ixmk_dirオペランドにインデクス情報ファイルを格納するディレクトリ名を指定した場合 | インデクス識別子.オリジナルRDエリア名.RDエリア世代番号 |
次に示す条件をすべて満たす場合
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次に示す条件をすべて満たす場合
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インデクスID.RDエリアID.インデクス識別子の一部※.RDエリア世代番号 |
インデクス識別子及びRDエリア名に注で説明する文字列以外の文字列が含まれている場合 | インデクスID.RDエリアID.RDエリア世代番号 |
インデクス情報ファイルの容量は大きくなるため注意してください。1ファイルの容量の概算は,次に示す計算式から求められます。
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A:行データの追加件数(INSERT文での更新件数)
B:行データの更新件数(UPDATE文での更新件数)
C:プラグインインデクスの遅延一括作成を指定したUAPの数
D:UAP中のCOMMIT発行回数
E:プラグインの種類によって異なります。HiRDB Text Search Plug-inの場合は27となります。
インデクス情報ファイルは不要になった時点で,HiRDBが自動的に削除します。削除するタイミングは次のとおりです。
上記の操作をしない場合は,ファイルは削除されません。自分でファイルを削除してください。
UAPの実行中からプラグインインデクスを一括作成するまでの間は,表データとプラグインインデクスデータが不整合の状態になっています。したがって,この間はバックアップを取得しないでください。
同じ横分割表に対して,プラグインインデクスの遅延一括作成を指定したUAPを同時に実行すると,インデクス情報ファイルの排他処理でデッドロックが発生することがあります。
HiRDB Version 5.0 05-02より前のバージョンで作成したストアドプロシジャ及びストアドファンクションについては,プラグインインデクスの遅延一括作成ができません。PDPLGIXMK=YESを指定してプラグインインデクスの遅延一括作成をすると,KFPA11537-Eメッセージが出力されてエラーになります。この場合,次に示すどちらかの処置をとってください。
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