スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用)

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13.5 表のデータを削除する方法

実行者 表の所有者又はDELETE権限があるユーザ

表から不要になった行を削除するには,DELETE文又はPURGE TABLE文を実行します。

ポイント
  • ビュー表の行を削除すると,ビュー表に対応する実表の行が削除されます。
  • 改竄防止表の場合,行削除禁止期間を過ぎている行だけを削除できます。
<この節の構成>
(1) 行を選択して削除する場合
(2) すべての行を削除する場合

(1) 行を選択して削除する場合

行を選択して削除する場合は,DELETE文にWHEREオペランドを指定して実行します。

(2) すべての行を削除する場合

表にあるすべての行を削除する場合は,次に示すどちらかのSQLを実行します。

考慮点
  • 行数が多い表からすべての行を削除する場合は,PURGE TABLE文を実行した方が,DELETE文を実行するよりも速く削除できます。
  • DELETE文で大量の行を削除する場合は,LOCK文で表に排他モードのEXCLUSIVEを指定してから実行すると,排他制御のオーバヘッドが少なくなります。
  • DELETE文で大量に行を削除しても,セグメントは確保されたままになるため,ユーザ用RDエリア内の空き領域は変わりません。空き領域を作りたい場合は,PURGE TABLE文を使用してください。